やや奥まったさらに高台に第2駐車場があるが、第1駐車場だけで約75台あるが、月曜の1時半にも関わらずほぼ満車。繁盛ぶりがうかがえる。レジ3台、売場面積約127坪と大型の部類。鉢花用の温室が別途36坪。レストランが別途ある。
秩父地方は山に囲まれ平地はほとんどなく、野菜類はこのため豊富とは言えない。出荷作業をしている主婦の方に聞くと、「傾斜地で区画も小さく、機械は倒れたりし危険で使いにくい。このため苦労して作っている」とのこと。サツマイモ、ジャガイモ、サトイモといったものも、粒が不ぞろいだが、「苦労の詰まった品」として評価をしてあげたい。
写真①下 こんにゃく・しらたきコーナー
1.35kg370円のジャンボなこんにゃくも
写真⑤右 木工コーナー 物を置く台などが主流
秩父地方は、1つの孤立した商圏で、自給自足の必要性から加工食品作進んだエリアである。こんにく玉も売っていたが、こんにゃく・白滝が26アイテムと豊富(某有力スーパー23アイテム)。小麦・そば由来の地粉によるうどん・そばも26アイテム(同上スーパー25アイテム)もある。地粉の小麦粉・そば粉も17アイテムだ。①ハチミツやメープルシロップ、②木工品、③鉢花も非常に豊富・・・以上が「みなの=皆野の個性を演出している」と見る。
こんにゃくにしても、普通のスーパーでは180~220g94円、320~380g148円だが、ここでは写真のとおり1.35kgのジャンボのものもある。日本そばでもスーパーでは3食480g178円が普通だが、ここでは300g333円、田舎そば390g355円と高級感のあるものもたすうあり、写真のように「ごぼう」の入った個性的なそばもある。また「そばの実」250g600円もおかれていた。ズイキを乾燥させた「いもがら」230円もあった。山地ならではの個性商品の多さに学ぶべきである。
なお、紅葉はまだ5分で、秩父の本格的な紅葉シーズンは11月末とみるべき